震災発生から約1年半がたち、当法人も発生直後から1年間に渡り現地での炊き出しや衣類の配布、被災した子供たちへの心のケアなどの活動を続けてまいりました。秋田に戻り、ふと周りを見渡すと、住み慣れた土地を離れ、秋田県へ避難されている方々が多勢いるという事を知り、その人たちが今も尚、様々な問題を抱えながら生活しているという現実を目の当たりにしました。そこでこの度、秋田県へ避難されている方々が気軽に集まることができ、支援物資の供給、被災地の情報収集などができる「秋田災害支援センター」を設置し、地域住民と避難者の交流を目的とした『避難者支援交流サロン「すまいる」』を開設することになりました。このサロンを通じ避難者の心のケアや悩み相談、イベント交流会などを通して避難者のこれからの生活を少しでも良い方向に向かわせることができればと思っております。