実 施 日:2011年4月9日
実施施設:岩手県大船渡市(大船渡地区公民館)
活動団体:特定非営利活動法人 元気秋田応援隊(GAOP被災地避難所支援隊)
支援内容:被災地非難所利用者に対する「白神ネギ焼き」お好み焼きの無料提供と子供服
(一部大人物)も含む無料提供。
報 告
先日4月9日に大船渡市の災害避難所に指定されている大船渡地区公民館(4月9日現在利用者200人)前にて、「白神ネギ焼き」を午前7時より炊き出しを始め7時30分より提供を始めた。他避難所の利用をしている被災者や近隣周辺被災者に対し9時より順次提供し、午後4時大船渡市 市職員が車を利用して他地区避難所への配達サービスをした事によって。この日の白神ネギ焼き」の提供数は1,700食でした。
また、子供服・女性用衣類を合わせて20袋を無償提供する事が出来ました。
翌10日は盛岡市のチャリティーイベントに参加し「白神ネギ焼き」を提供した。
大船渡市の様子はテレビ等の報道により知ってはいたが想像をはるかに超える悲惨な状況でした。街のいたる処には津波の跡が濃く残り、瓦礫・残骸が街を覆い無残な様相をしていて、かつての港町の活気は皆無に等しい状態でした。人々はと云うと、ただただ今の状況を受け入れるしかなく、先行きに不安を隠せないようでした。
被災地の様子は能代にいる限り報道で知り得る事が全てですが、今回 現地の様子、被災者の声を直接見聞きした事によって随分な食い違いがある事をかんじました。第一に生活物資が全然足りていません。着ている服はあるのですが替えが無いのです。食べ物に関しては、各個人の要望を聴くには非常に難しい状況にあるのですが避難所側から提供されている食べ物はご飯(おにぎり)とみそ汁くらいのもので副食がありません。物資の流通が未だ回復出来ていない状況ですから困難な事が多いのは、仕方が無いのかも知れないが、あらゆる面で劣悪な環境に立たされている現実があり早急な対応を関係機関に強く要望します。
当法人として被災地の復興支援に何らかの形で継続支援をしていくべきと強く思う。